北海道 無形民俗文化財
令和6年「金刀比羅神社例大祭」は、3日間の日程を無事終えることが出来ました。
皆様の心あたたかいご協賛及びご理解ご協力に心より感謝申し上げます。
【金刀比羅神社例大祭について】
根室・金刀比羅神社の例大祭は、8月第2金曜日に宵宮祭、第2土曜日に本祭及び神輿渡御(往路)、翌日に神輿渡御(復路)が行われます。
2日間に渡る市内巡幸は、奴行列を先頭に先導金棒、巫女、獅子、猿田彦、雅楽寮、稚児、神職総代等が続き、豪華絢爛な御神輿は約120名の若者により奉担され、勇ましい掛声と共に夏の陽を浴びて街を練り歩きます。
この神社行列にあとに、市内4つの祭典区から繰り出される趣向を凝らした山車が笛太鼓、金棒、手古舞、子供神輿等と共に続き、総長約1km、約1100人が参加する大行列となります。
この神幸行列を待ちわびた多くの市民、観光で訪れた方々が沿道を埋め、根室のまちは賑やかになります。
また宵宮祭・本祭日の夕刻より御旅所前にて行われる4祭典区総出演による「音と力の競演」の熱演も、大勢の観客を魅了しております。
本祭日夜、御神輿は緑町の御旅所におとまりになり、お詣りされる方々がお参りの列をつくります。
歩行者天国となった緑町通りには多くの露店が連なり、たくさんの人々で溢れます。
熱い3日間、全市挙げてのお祭りは道内でも有名であり、明治21年に神輿巡幸が行われて以来、永い伝統を誇って現在も益々盛大に行われております。
令和2年には、北海道無形民俗文化財の指定をいただきました。
【御神輿】
昭和10年に献備された現御神輿は京都に於いて奉製されました。
重量300貫余(奉担棒を付けると約1.5トン)の重厚豪華なもので、根室っ子のお祭りにかける熱意を顕著に示したものと言えます。
当初は街の若い衆が奉担し、後に在郷軍人、入営前の荘丁達が奉担しました。
現在は16団体で構成する「金刀比羅神社みこし会」等により一貫して人力奉担されております。
平成18年、創祀200年記念事業として、京都にて全面補修致しました。
【神輿殿・お祭り資料館】
平成18年に創祀200年記念事業の1つとして、社務所に併設されました。
館内には御神輿をはじめ、お祭りの写真パネルやポスターを展示しております。
またビデオにてお祭り行列の模様をご覧頂けます。
見学は無料です。
開館時間 午前8時30分~午後5時
※社務都合により、開館時間が変更になる場合があります。
【みこし会 加入団体】
根室漁業協同組合青年部・北輿会・心童神輿会・建築勇姿会・十五日会・
根室市役所みこし会・根室振興局みこしをかつぐ会・ほくでんNWみこし会・
北翔会・(一社)根室青年会議所・大地みらい信用金庫有志・NTTみこし会・
根室海上保安部有志・(株)ヒシサンゆたか会・JA道東あさひみこし会
【御神輿奉担 協力団体】
根室管内自衛隊有志一同様
【神幸休憩所接待者芳名】(順路順)
(株)ヒシサン様・(株)ヤマレン様・大地みらい信用金庫様・根室印刷(株)様・北海道銀行根室支店様・
根室出雲神社奉賛会様・セレモニーホール平和様・碓氷勝三郎商店様・三吉神社奉賛会様・
渡辺建設工業(株)様・根室交通(株)様・石垣光義様・石垣漁業㈱様・根室つくし幼稚園様・タイエー千島本店様
【お知らせ】
さとうビデオサービスでは、例大祭の模様を収めたDVD・ブルーレイを販売致します。
興味のあります方は、さとうビデオサービスへお問合せ下さいませ。
電話番号 0153-24-2269
令和6年 祭典区(略敬称)
【祭典区連絡協議会】
会 長 中田 幸二
事務局 森崎 学
【山車奉納】
第三祭典区
委員長 吉田 公彦
幹事長 乗地 輝安
事務所開き7月6日
旧しらさきケーキ店
電話0153-24-1188
西部祭典区
委員長 山森 丈太郎
幹事長 佐藤 俊治
事務所開き7月6日
出雲神社社務所
電話090-1217-7463
第一祭典区
委員長 岡村 智洋
幹事長 半田 豪
事務所開き7月7日
岡田医院倉庫
電話0153-23-5006
東部祭典区
委員長 澤田 元之
幹事長 阿部 詠二
事務所開き7月14日
千島町会館
電話0153-24-2449
金刀比羅神社 社務所
〒087-0055 北海道根室市琴平町1丁目4番地
電話 0153(23)4458 FAX 0153(23)4474